七五三におすすめ神戸市の神社3選!参拝マナーや初穂料、神社で撮影の注意点を解説

七五三におすすめ神戸市の神社3選!参拝マナーや初穂料、神社で撮影の注意点を解説

目次

我が子の成長を祝い、長寿と幸福を祈願する七五三。3歳、5歳、7歳という節目の年に行う七五三は、家族にとって欠かせない大切なイベントです。とはいえ、初めて我が子の七五三を迎えるご家庭では、「七五三はどこで参拝するべき?」「初穂料はいくら?」など、いろいろと分からないことも多いでしょう。

そこで今回は、七五三で参拝する場所やマナー、初穂料などについて詳しく解説します。また、七五三当日の流れや写真撮影の注意点もあわせて見ていきましょう。我が子の七五三を華々しく飾るためにも、ぜひ最後まで目を通してみてください。

 

七五三は神社とお寺のどちらで参拝するべき?

七五三は神社とお寺のどちらで参拝するべき?

七五三の日を迎えるにあたってまず気になるのが、神社とお寺、どちらに参拝するべきかという点ですよね。結論からいうと、七五三の参拝は神社とお寺、どちらを選んでも問題ありません。自宅の近所など、昔から家族にとって縁のある場所で参拝するのがよいでしょう。

 

神社とお寺の違い

神社の教えは神道、お寺の教えは仏教です。日本の宗教は古来より神道でした。神道では、子が生まれた土地の氏神様が子を守るとされていたため、七五三の参拝も神社で行われることがほとんどでした。とはいえ、日本は神様と仏様を同一視する神仏習合という文化を持っています。

また、神道の氏神様だけでなく、仏教の仏様やご先祖様も子を守ってくれるとされています。現に、七五三の参拝を受け付けているお寺は数多くあります。神社とお寺のどちらに参拝するかは、家族で話し合って決めましょう。

 

神戸で七五三の参拝におすすめの神社3選

神戸で七五三の参拝におすすめの神社3選

ここからは、兵庫県の神戸市にある、七五三の参拝におすすめの神社を3社紹介します。それぞれの神社のご祭神やご利益、七五三の参拝の注意点などについて見ていきましょう。神戸市にお住まいの方はぜひ参考にしてみてください。

 

湊川神社

湊川神社は、JR神戸線の神戸駅から徒歩3分の場所に位置します。智・仁・勇の三徳を備えた南北朝時代の名将、楠木正成公を祀っている神社です。開運招福や厄除、家内安全、商売繁盛など、他にも多くのご利益があると評判です。

    湊川神社での七五三

    湊川神社での七五三のご祈祷は、他の参拝者と同時に行われます。約30分間のお清めのお祓いや神職による祝詞の奏上などの後、最後に千歳飴やお守り、記念メダルといったお土産が手渡されます。ご祈祷は予約制ではありません。申し込み後、順次案内されます。

    写真撮影は随時OKとなっていますが、他の方の迷惑にならないよう注意しましょう。駐車場は20台程度しか入れません。満車になることもあるため、早めに伺うのがおすすめです。

     

    生田神社

    生田神社は、JR三ノ宮駅から徒歩10分の場所にあります。伊勢神宮に祀られている天照大神の和魂、あるいは妹神とされる女神を祀っている神社です。恋愛成就や縁結び、安産、長寿などのご利益があるとされています。
    • ホームページ:https://ikutajinja.or.jp/
    • 電話:078-321-3851
    • 住所:兵庫県神戸市中央区下山手通1丁目2-1
    • 受付時間:9:00-17:00

      生田神社での七五三

      生田神社での七五三のご祈祷は、およそ20分ほど行われます。ただし、当日の混雑状況や人数によって所要時間は異なる可能性があります。予約制ではないため、当日受付を済ませた方からご祈祷に案内されます。

      ご祈祷中の写真撮影は可能となっていますが、真ん中あたりからの撮影は推奨されていません。記念品は9月1日から12月中旬までの贈呈となっています。9月以前に前撮りする場合は記念品がもらえませんので、注意してください。

       

      有間神社

      有間神社は、神戸電鉄の岡場駅から徒歩10分ほどの場所にある神社です。大巳貴大神、少彦名大神、天御中主大神、事代主大神という四柱の神様を祀っています。ご利益は厄除けや健康、縁結び、商売繁盛など多岐にわたります。
      • ホームページ:https://arimajinja.com/
      • 電話:078-907-5329
      • 住所:兵庫県神戸市北区有野町有野4435
      • 受付時間:9:00-17:00

        有間神社での七五三

        有間神社で七五三参りのご祈祷を受けるには、事前の予約が必要です。早めに連絡し、ご祈祷の空き状況を確認しておくとよいでしょう。ご祈祷は他の参拝者とともに受け、所要時間はおよそ20分程度です。

        ただし、ご祈祷に要する時間はその日の混雑状況によっても異なるため、注意してください。拝殿内以外であれば、写真撮影は可能です。駐車場も50台程度は余裕があるため、お近くの方はぜひ有間神社を検討してみてください。

         

        七五三での参拝マナー

        七五三での参拝マナー

        七五三のお参りに伺う際には、あらかじめ参拝のマナーを身につけておきましょう。七五三における参拝のマナーは、神社とお寺で異なります。順番に確認していきましょう。

         

        神社での参拝マナー

        神社での参拝マナーは、お寺よりも決まりが細かくなっています。当日にまごつかないためにも、以下の5つの流れを抑えておきましょう。
        1. 鳥居の前で一礼してから潜る
        2. 手水舎で手と口をお清めする
        3. 賽銭箱の前で会釈をしてからお賽銭を入れる
        4. 二礼二拍手一礼で参拝し、会釈をする
        5. 境内を出た後に鳥居を振り返り一礼する

        ちなみに、境内の参道の真ん中は神様の通り道です。そこを避けるためにも、参道は真ん中ではなく、端を歩きましょう。基本的な流れは上記の通りですが、神社によって作法が異なる場合もあるため、事前に確認しておくのがおすすめです。

         

        お寺での参拝マナー

        お寺での参拝マナーは神社よりも簡素になっているため、比較的覚えやすい点が特徴です。以下の流れに沿って参拝しましょう。
        1. 正面で一礼してから境内へ入る
        2. 手水舎で手と口をお清めする
        3. 賽銭箱にお賽銭を入れて合掌する
        4. 祈願後に一礼をしてから退く

        境内へ足を踏み入れる際、敷居は踏まないようにしてください。神社では拍手をして参拝しますが、お寺で柏手を打つのはマナー違反です。お寺はあくまで合掌による参拝が作法となっていますので、あらかじめ注意してください。

         

        七五三の初穂料はいくら?

        七五三の初穂料はいくら?

        神社やお寺で七五三のお参りを行う場合には、初穂料が必要になります。初穂料とは、七五三やお宮参りといった節目の行事で行われるご祈祷に対して支払う、お礼のお金のことです。七五三での初穂料の相場は、およそ6,000円から10,000円程度です。

        ほとんどの場合、初穂料の金額は神社やお寺のホームページに記載されているため、事前に確認するのがおすすめです。初穂料を持参しないと、神様や仏様に対して無礼を働くことになってしまうため注意しましょう。

         

        初穂料ののし袋表・中袋の書き方

        基本的に、初穂料はのし袋や中袋に包んで納めるのが一般的です。のし袋の表書きには、毛筆や筆ペンで水引の上に「初穂料」と書きましょう。水引の下には、ご祈祷を受けるお子様のお名前をフルネームで記します。

        兄弟揃ってご祈祷を受ける際は、連名でかまいません。中袋の表には、包んだ初穂料の金額を記します。金額の表記は、数字でも漢字でもどちらでもOKです。漢字の場合は「壱萬円」と大字で書くのが通例ですが、「一万円」と書いても問題ありません。

         

        初穂料を渡すタイミング

        持参した初穂料は、七五三参りの当日、ご祈祷を申し込む際に渡しましょう。当日受付の場合は、ご祈祷の申込用紙に必要事項を記入して提出します。その際に一緒に初穂料を納めるのが一般的です。 事前にご祈祷を予約していた場合も、神社やお寺に到着し、社務所や寺務所に挨拶に伺った際に初穂料を納めます。厳密なマナーはありせんが、初穂料を渡す際は「本日はよろしくお願いいたします」という挨拶とともに、「お納めください」「お供えください」などと一言添えるとよいでしょう。

         

        七五三の当日の流れ

        七五三の当日の流れ

        七五三の当日、お子様は慣れない着物をお召しになるため、あまり長丁場になるとぐずって泣き出してしまうこともあります。スムーズに予定を進めるためにも、七五三当日の流れについてあらかじめ理解しておきましょう。

         

        一日のタイムスケジュール

        参拝する場所によって例外はありますが、基本的には以下の流れに沿ったスケジュールをこなしていきます。
        8時〜 着付け・ヘアメイク
        10時〜 参拝・ご祈祷
        11時〜 記念写真撮影
        12時〜 食事会

         

        上記の表の時間帯は、あくまで大まかな目安です。参拝・ご祈祷と記念写真撮影は、順番が逆になるケースも多くあります。参拝の前に撮影を行うことで、まだ疲れていないお子様の元気な笑顔を写真に収めることができます。「あまり長丁場になると我が子の機嫌が心配」という方は、念の為ご祈祷の前に撮影を済ませておくとよいでしょう。

         

        七五三は神社での撮影がおすすめ

        七五三は神社での撮影がおすすめ

        末永く家族の思い出の1ページに残る、七五三での記念写真撮影。ずっと残り続けるものだからこそ、我が子の華々しい最高の1枚を写真に収めたいものですよね。最近はフォトスタジオでの撮影を行うご家庭も多くなっていますが、やはり七五三の写真は、参拝する神社でのロケーション撮影がおすすめです。

         

        神社で記念写真撮影を行うメリット

        神社で写真撮影を行う最大のメリットは、なんといってもそのロケーションです。先ほど紹介した神戸の湊川神社、生田神社、有間神社は3社とも緑豊かな自然に囲まれており、フォトスタジオでは味わえない爽やかな開放感が感じられます。

        スタジオでの撮影だと緊張してなかなか笑顔になれないお子様も多くいますが、外での撮影ならありのままの自然な表情を引き出せることでしょう。参拝に訪れた神社やお寺をバックに家族写真を撮影することで、参拝場所にもより愛着が湧きやすく、家族全員の思い出の場所になること間違いなしです。

         

        神社で撮影する注意点

        七五三の写真を神社やお寺でロケーション撮影する場合は、事前に出張カメラマンを予約・手配しておく必要があります。カメラマンの予約はお店やパソコンから簡単にできるため、不安に思う必要はありません。当日は手配してもらったカメラマンに七五三の写真を撮ってもらいます。人見知りなお子様をお持ちの親御さんは、あらかじめその旨をお子様に伝えておきましょう。

        また、参拝に伺う神社やお寺の写真撮影のルールやタブーを、カメラマンに伝えておくことも大切です。当日、スムーズに撮影を進めるためにも、どういう構図で撮影したいか家族で話し合い、事前にカメラマンと擦り合わせを行っておきましょう。

         

        最高の七五三を家族の一生の思い出に

        最高の七五三を家族の一生の思い出に

        我が子の幸せや長寿を祈願する七五三のお参りは、家族にとって欠かすことのできない大切な行事です。事前に参拝マナーや写真撮影の注意点などを抑えておくことで、七五三当日をスムーズに、かつ後悔のないように過ごせることでしょう。

        えり正では、七五三の着物の販売やレンタル、お袖直しや身揚げ、当日の着付けなど、幅広いサービスを提供しています。カメラマンを現地に派遣しての出張撮影も行っており、お客様とカメラマンとのマッチングサービスもご用意しています。

        マッチングサービスを利用すれば、お客様ご自身の目で素敵な写真を撮るカメラマンを見つけることができるため、おすすめです。お近くにお住まいの方はぜひ、えり正までお気軽にご相談ください。 

         

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